父が子供の頃(昭和30年代)の食卓は、
普段はちゃぶ台でご飯を食べて、
冬は掘りごたつで食事をとったそうです。
母親が作ってくれた白ご飯とお味噌汁を朝食で食べたのを
覚えているそうです。
白菜の漬物や、野菜炒め、野菜の煮物など
一品がついていたみたいです。
冬の時期の掘りごたつは、木材を焼いた黒い炭を買ってきて、
外で火鉢に新聞紙などで火を起こして熱い炭を作り、
炭が入った火鉢を、家の中の掘りごたつの中に入れて、
机のうえに布団を被せるそうです。
そうして家族が暖を取ってあったまったそうです。
その上に天板を敷き、そこへご飯をならべて
家族で囲んで食べたことを教えてくれました。
たまに、ごちそうであったライスカレーを母親が仕事をしながら
作ってくれて家族で食べたようです。