父は浮世絵を趣味にしていて、日ごろ文献などで勉強しています。
その中で、今日は葛飾北斎が売れる前の作品を紹介します。
葛飾北斎を名乗る前は、「勝川春章」という絵師に入門していて、
その人が師匠だったことから、「勝川春朗」という名前を師匠からもらったそうです。
その頃の名前「勝川春朗」のサインが入った絵があり、大変珍しいそうです↓
大波のイメージの葛飾北斎ですが、名前を変える前の「勝川春朗」の作品があることを伝えたいと父は言います。
この金太郎の浮世絵は、子供の健やかな成長を願う縁起物として販売したそうです。
新春の商品として人気だったみたいです。
購入した人は、端午の節句にお守り代わりに家に飾っていたとか。
いつの時代も親が子を思う心は変わらないものだなと思いました。